Legendプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAでChart.Legendプロパティを使う方法

Chart.Legendプロパティは、チャートに関連する凡例を制御するために使用されます。このプロパティを通じて、凡例の存在、位置、フォント、色などの属性を操作することができます。

基本的な使用方法

Chart.Legendプロパティは以下のように使用します:


ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart.Legend

上記のコードでは、アクティブシートの最初のチャートオブジェクトの凡例を参照します。ここで、(1)はチャートオブジェクトのインデックスを指します。必要に応じてこのインデックスを変更することができます。

サンプルコード

以下に、チャートの凡例を操作するサンプルコードを示します。このサンプルコードでは、凡例を表示し、その位置を設定し、フォントを変更します。


Sub ChangeLegend()
    Dim ch As Chart
    Set ch = ActiveSheet.ChartObjects(1).Chart

    ' 凡例を表示
    ch.HasLegend = True

    ' 凡例の位置を設定
    ch.Legend.Position = xlLegendPositionBottom

    ' 凡例のフォントを変更
    ch.Legend.Font.Size = 14
    ch.Legend.Font.Bold = True
End Sub

このコードでは、最初にアクティブシートの最初のチャートオブジェクトを参照し、それを変数chに格納します。次に、HasLegendプロパティを使用して凡例を表示します。その後、Legend.Positionプロパティを使用して凡例の位置を設定します。最後に、Legend.Fontプロパティを使用して凡例のフォントを変更します。

まとめ

Excel VBAのChart.Legendプロパティを使用すると、チャートの凡例を簡単に操作することができます。このプロパティをマスターすれば、チャートをより見やすく、情報をより伝えやすくすることができます。

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