Excel VBAにおけるUseStandardWidth プロパティの使用方法

Excel VBAの UseStandardWidth プロパティは、ワークシートにおける新たに追加される列の幅を、標準の列の幅に設定するかどうかを決定するプロパティです。

使用方法

UseStandardWidth プロパティを使用すると、新たにワークシートに追加される列が標準の列の幅を使用するか、それとも前の列と同じ幅を使用するかを制御できます。

引数・パラーメータ

UseStandardWidth プロパティはBoolean型を取るため、True または False の値を設定します。

• True: 新しい列は標準の幅を使用します。
• False: 新しい列は前の列と同じ幅を使用します。

サンプルコード

以下は、アクティブシートにおいてUseStandardWidth プロパティを設定するサンプルコードです。

Sub SetUseStandardWidth()
    ActiveSheet.UseStandardWidth = True
    MsgBox "新しい列は標準の幅を使用します。"
End Sub
    

動的な機能を持つサンプルコード

以下のサンプルコードは、ユーザーからの入力に基づいてUseStandardWidth プロパティを設定するものです。

Sub DynamicSetUseStandardWidth()
    Dim userInput As String
    userInput = InputBox("新しい列が標準の幅を使用しますか？(はい/いいえ)", "幅の設定")

    If userInput = "はい" Then
        ActiveSheet.UseStandardWidth = True
        MsgBox "新しい列は標準の幅を使用します。"
    ElseIf userInput = "いいえ" Then
        ActiveSheet.UseStandardWidth = False
        MsgBox "新しい列は前の列と同じ幅を使用します。"
    Else
        MsgBox "無効な入力です。"
    End If
End Sub
    

このサンプルコードを実行すると、ユーザーが入力した選択に応じてUseStandardWidth プロパティの値が設定されます。

まとめ

Excel VBAの UseStandardWidth プロパティを利用することで、新しい列の幅を簡単に制御することができます。この機能を活用することで、ワークシートの見た目や構造を一定に保ち、データの整理や整形に役立てることができます。