FontStyleプロパティ解説(Excel VBA)

Excel VBAのFontStyleプロパティについて

Excel VBAのFontStyleプロパティは、セルのフォントスタイルを取得または設定するためのプロパティです。

FontStyleプロパティの基本的な使用方法

FontStyleプロパティは以下のように使用します:

    Range("A1").Font.FontStyle = "Bold Italic"

上記のコードでは、「A1」のセルのフォントスタイルを「Bold Italic」に設定しています。これは、該当セルのテキストを太字と斜体の両方にします。

FontStyleプロパティのサンプルコード

以下に、このプロパティを活用した簡単なSubプロシージャを示します。

    Sub AdjustFontStyle()
        Dim rng As Range
        Set rng = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Range("A1:A10")

        rng.Font.FontStyle = "Bold Italic"
    End Sub

このサブプロシージャは、「Sheet1」の「A1」から「A10」までの範囲のフォントスタイルを「Bold Italic」に設定します。

注意点

FontStyleプロパティに設定できる値は、”Regular”、”Bold”、”Italic”、”Bold Italic”の4つです。これ以外の値を設定しようとするとエラーが発生します。

まとめ

FontStyleプロパティは、Excel VBAでセルのテキストスタイルを制御する際に重要な役割を果たします。このプロパティをうまく活用することで、テキストの見た目を自在にコントロールすることが可能になります。

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