CStr関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのCStr関数の使い方

CStr関数はVBAで利用可能な組み込み関数で、引数として与えられた値を文字列(String)に変換します。この関数は、数値を文字列に変換する際や、文字列操作を必要とする関数に非文字列の値を渡す必要がある場合などに使用します。

CStr関数の基本的な構文

CStr(Expression)

パラーメータ

  • Expression: 文字列に変換する値を指定します。数値、日付、ブール値などを指定可能です。

サンプルコード

以下に、簡単なSubプロシージャの形式でCStr関数の使用例を示します。

Sub ConvertToString()
    ' Number型の変数を宣言
    Dim num As Double
    num = 123.456

    ' NumberをStringに変換
    Dim str As String
    str = CStr(num)

    ' 結果を表示
    MsgBox num & "はString型に変換すると" & str & "になります。", vbInformation
End Sub

このサンプルコードでは、まずDouble型の変数に数値を格納します。その後、CStr関数を使用してこの数値を文字列に変換します。最後に、メッセージボックスを使用して元の数値と変換後の文字列を表示します。

CStr関数は、数値や日付などを文字列に変換するための強力なツールであり、特に文字列と他のデータ型を一緒に使用する場合や、データ型の変換エラーを避けるために重要です。

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