LBound関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのLBound関数について

Excel VBAのLBound関数は、配列の最小の有効インデックス(下限)を返す関数です。つまり、配列の最初の要素を指すインデックスを取得することができます。この関数は特に配列の要素をループ処理する際に有用です。

LBound関数の構文

LBound関数の基本的な構文は以下の通りです:

LBound(arrayname, [dimension])

ここでのパラメータの詳細は以下の通りです:

  • arrayname: 下限を調べる配列の名前を指定します。
  • dimension: オプションの引数で、多次元配列の場合に調べる次元を指定します。指定しない場合は1次元目の下限が返されます。

LBound関数の使用例

以下にLBound関数の基本的な使用例を示します。この例では、配列の最小インデックスを表示します。

Sub LBoundExample()
    Dim arr(5 To 10) As Integer
    Dim result As Integer

    result = LBound(arr)

    MsgBox "配列の最小インデックスは " & result & " です。", vbInformation, "結果"
End Sub

このサブルーチンでは、まず5から10までのインデックスを持つ整数型の配列を宣言します。次に、LBound関数を使用して配列の最小インデックスを取得し、結果となるインデックスをメッセージボックスで表示します。

このように、LBound関数は配列の最小インデックスを取得するための便利な関数です。

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