RightB関数 解説(Excel VBA)

Excel VBAのRightB関数について

Excel VBAのRightB関数は、指定した文字列の右端(末尾)から指定したバイト数の文字列を返す関数です。主に日本語などのマルチバイト文字を含む文字列を操作する際に使用します。

RightB関数の構文

RightB関数の基本的な構文は次のとおりです:

RightB(String, Length)

引数の詳細は以下の通りです:

  • String: 文字列を指定します。この文字列から右側の文字が抽出されます。
  • Length: 抽出する文字数を指定します。この値は正の整数で、抽出したい文字の数を示します。

RightB関数の使用例

以下にRightB関数の基本的な使用例を示します。このサンプルコードでは、指定した文字列から最後の3バイトを抽出します。

Sub RightBExample()
    ' 文字列を定義
    Dim str As String
    str = "エクセルVBA"

    ' RightB関数を使用して文字列の最後の3バイトを抽出し、メッセージボックスに表示
    MsgBox RightB(str, 3)
End Sub

このサブルーチンでは、RightB関数を使用して文字列”エクセルVBA”の最後の3バイト(”VBA”)を抽出し、それをメッセージボックスに表示しています。

RightB関数は、特にマルチバイト文字を含む文字列の右側から特定の数の文字を抽出する場合に非常に便利な関数です。文字列の解析や操作を行うVBAのスクリプトに頻繁に使用されます。

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