Excel VBAのTrim関数について

Excel VBAのTrim関数は、指定した文字列から先頭と末尾の空白文字を削除する関数です。この関数は特にユーザー入力の処理やデータクレンジングの際に便利です。

Trim関数の構文

Trim関数の基本的な構文は次のとおりです:

Trim(str)

各パラメータの詳細:

• str: 空白文字を削除する対象の文字列。

Trim関数の使用例

以下にTrim関数の基本的な使用例を示します。

Sub TrimExample()
    Dim str As String
    Dim trimmedStr As String
    
    ' 空白文字が含まれている文字列
    str = "  こんにちは、世界！  "
    
    ' Trim関数を使用して空白文字を削除
    trimmedStr = Trim(str)
    
    ' 結果をメッセージボックスに表示
    MsgBox "トリミング後の文字列は '" & trimmedStr & "' です。"
End Sub

このサンプルコードでは、Trim関数を使用して”こんにちは、世界！”という文字列の先頭と末尾の空白文字を削除します。そして、トリミング後の文字列をメッセージボックスで表示します。

このように、VBAのTrim関数は、文字列の先頭と末尾の空白を簡単に取り除くことができる強力なツールです。