MkDirステートメント 解説(Excel VBA)

MkDir ステートメントの解説

概要

「MkDir ステートメント」は、VBAにおいて新しいディレクトリ(フォルダ)を作成するためのステートメントです。このステートメントを使用することで、指定したパスに新しいフォルダを追加することができます。

意義

ファイルやデータの管理、整理のために新しいフォルダを作成する場面は頻繁にあります。MkDir ステートメントを使うことで、プログラム的にフォルダの作成を自動化し、効率的なデータ管理を実現できます。

構文

MkDir パス

パーツ

パス
作成するディレクトリ(フォルダ)のフルパスを指定します。

パラメータ

パス
必須のパラメータです。新しいフォルダを作成する場所のフルパスを文字列で指定します。

サンプルプロシージャ

以下は、MkDir ステートメントを使用して新しいフォルダを作成するサンプルコードです。

Sub CreateNewDirectory()
    Dim folderPath As String
    folderPath = "C:\新しいフォルダ"
    MkDir folderPath
    MsgBox folderPath & "を作成しました。"
End Sub

関連するステートメントや関数

「RmDir」ステートメント: フォルダを削除するためのステートメント。MkDirで作成したフォルダを後で削除する場面などで使用します。

注意事項

指定したパスにすでに同名のフォルダが存在する場合、エラーが発生します。フォルダの作成前に、そのパスにフォルダが存在しないかを確認することが推奨されます。また、無効なパスを指定するとエラーが発生するので、正しいパスを指定するように注意してください。

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