DefBoolステートメント 解説(Excel VBA)

DefBool ステートメントの解説

概要

DefBool ステートメントは、変数の名前の範囲を指定して、その範囲の変数をBoolean型として自動的に宣言するためのステートメントです。

意義

DefBool ステートメントを使用すると、特定の名前の範囲の変数を明示的にBoolean型として宣言することなく、自動的にBoolean型として扱うことができます。これにより、コードの冗長性を減少させることができます。

構文

DefBool 範囲リスト

パーツ

  • 範囲リスト: Boolean型として扱いたい変数の名前の範囲を指定します。

サンプルプロシージャ

DefBool A-C

Sub TestDefBool()
    Dim AValue, BValue, CValue, DValue
    AValue = True
    BValue = False
    CValue = True
    DValue = 5
    MsgBox "AValue: " & AValue & vbCrLf & "BValue: " & BValue & vbCrLf & "CValue: " & CValue & vbCrLf & "DValue: " & DValue
End Sub

この例では、変数 AValue, BValue, CValue は自動的にBoolean型として扱われます。一方、DValueはVariant型のままです。

関連するステートメントや関数

    • DefInt: Integer型の変数を宣言するためのステートメント。
    • DefStr: String型の変数を宣言するためのステートメント。
    • DefDbl: Double型の変数を宣言するためのステートメント。

注意事項

  • DefBool ステートメントはモジュールの先頭に配置する必要があります。
  • DefBool で宣言した範囲の変数は、その後のコード内で別の型として再宣言することはできません。
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