Let ステートメントの解説

概要

Let ステートメントは、VBAにおいて変数に値を代入するためのステートメントです。ただし、現代のVBAではLet ステートメントは省略可能であり、通常の代入操作と同じです。

意義

Let ステートメントは、初期のVBAやその前身であるBASIC言語において変数への値の代入を明示的に示すために使用されていました。しかし、現在のVBAではこのステートメントは省略されることが一般的であり、特に使用する必要はありません。それでも、古いコードや一部の資料では見かけることがあるため、その存在と機能を知っておくと良いでしょう。

構文

Let 変数 = 値

パーツ

• 変数: 値を代入する変数の名前。
• 値: 変数に代入する値。

サンプルプロシージャ

Sub UseLetStatement()
    Dim strMessage As String
    
    ' Let ステートメントを使用して代入
    Let strMessage = "こんにちは、VBA!"
    
    ' Let ステートメントを省略して代入
    strMessage = "VBAプログラミング"
    
    MsgBox strMessage
End Sub

この例では、Let ステートメントを使用して変数に値を代入した後、再度Let ステートメントを省略して値を代入しています。

関連するステートメントや関数

• Dim ステートメント: 変数を宣言するためのステートメント。

注意事項

• Let ステートメントは省略可能です。現代のVBAプログラミングでは、Let ステートメントを使用せずに変数に直接値を代入するのが一般的です。
• 古いコードや資料でLet ステートメントが使われている場合がありますが、新しいコードを書く際には使用する必要はありません。