Excel VBAのAddShapeメソッドについて

AddShapeメソッドは、Excel VBAでワークシートに図形を追加するために使用されます。このメソッドは、指定した高さ、幅、位置で指定したタイプの図形を作成します。

基本的な構文は以下の通りです:

expression.AddShape Type, Left, Top, Width, Height

ここで、

expressionは通常、Shapesコレクションを返すオブジェクトを必要とします。
Typeは必須のパラメータで、作成する図形のタイプを指定します。
Leftは必須のパラメータで、図形の左端を指定します。
Topは必須のパラメータで、図形の上端を指定します。
Widthは必須のパラメータで、図形の幅を指定します。
Heightは必須のパラメータで、図形の高さを指定します。

AddShapeメソッドの使用例

以下に、Excel VBAのAddShapeメソッドを使用して、ワークシートに図形を追加する例を示します。

Sub AddShapeExample()
    ' Define the shape parameters
    Dim shapeType As MsoAutoShapeType
    Dim left As Single
    Dim top As Single
    Dim width As Single
    Dim height As Single

    ' Set the shape parameters
    shapeType = msoShapeRectangle
    left = 50
    top = 50
    width = 100
    height = 100

    ' Add the shape to the active sheet
    ActiveSheet.Shapes.AddShape shapeType, left, top, width, height
End Sub

このサンプルコードでは、まず各パラメータを定義し、次にそれらを適切な値に設定します。最後に、これらのパラメータを使ってワークシートに図形を追加します。この例では、50,50の位置に100×100のサイズの四角形が追加されます。

このコードを実行すると、現在のアクティブなシートに新しい四角形が追加されます。leftとtopのパラメータは、シートの左上隅からの図形の距離をポイント単位で指定し、widthとheightは図形のサイズをポイント単位で指定します。