AutoFillメソッド解説(Excel VBA)

Excel VBA: AutoFillメソッドについて

Excel VBAのAutoFillメソッドは、一連のセルにデータを自動的に満たすため(オートフィルを実行)に使用されます。これは、パターンや一連の数値を短時間で繰り返すことができるため、作業の効率化に非常に役立ちます。

AutoFillメソッドの基本的な構文


    Range.AutoFill Destination:=Range, Type:=
    

引数の説明

  • Destination: 自動的に満たすセル範囲を指定します。
  • Type: 自動満たし、オートフィルのタイプを指定します。省略可能で、省略した場合のデフォルトはxlFillDefaultです。他の可能な値にはxlFillCopy, xlFillSeries, xlFillFormats, xlFillValuesがあります。

サンプルコード

以下に、AutoFillメソッドを用いて連続データ(シリーズデータ)を作成する簡単なサンプルコードを示します。


    Sub AutoFillSample()
        Range("A1:A2").AutoFill Destination:=Range("A1:A10"), Type:=xlFillSeries
    End Sub
    

このコードは、セルA1からA2までの範囲を選択し、その内容をA1からA10までの範囲に自動的に塗りつぶします。また、TypeパラメータにxlFillSeriesを指定しているため、数値や日付の連続データ(シリーズデータ)が自動的に生成されます。

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