Pasteメソッド解説(Excel VBA)

Excel VBA: Paste メソッドについて

Excel VBAのPasteメソッドは、クリップボードの内容を指定した範囲に貼り付けるためのメソッドです。Excelのユーザーインターフェースにおける「貼り付け」コマンドと同様の操作を、VBAプログラムから行うことができます。

基本的な使用法

Pasteメソッドの最も基本的な使用法は以下の通りです:

Range.Paste

サンプルコード

以下に、Pasteメソッドを使用してセル範囲の値を別の場所に貼り付ける基本的なVBAのSubプロシージャを示します。

Sub UsePasteMethod()
 Range("A1:B2").Copy
 Range("C1").Paste
 Application.CutCopyMode = False
End Sub

このサンプルコードは、”Range(“A1:B2”)”の範囲をコピーし、”Range(“C1”)”に対して貼り付けを行います。最後に、Application.CutCopyMode = Falseでコピーの選択範囲を解除します。

このように、Pasteメソッドは簡潔で直感的な文法により、セル範囲のコピーと貼り付けを簡単に行うことができます。

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