Locationメソッド解説(Excel VBA)

Excel VBA: Chart.Location メソッドの解説

Chart.Locationメソッドは、既存のチャート(グラフ)を新しい位置に移動するためのVBAメソッドです。このメソッドを使用することで、チャート(グラフ)をワークシートから別のワークシートへ移動させることが可能です。

メソッドの構文


ChartObject.Location(Where, Name)

ここで、Whereは必須の引数で、チャートを配置する場所を指定します。xlLocationAsObject(チャートを埋め込みオブジェクトとして配置)、xlLocationAsNewSheet(チャートを新しいシートとして配置)などが指定できます。

Nameは任意の引数で、新しく作成するシートの名前、またはチャートを配置するオブジェクトを指定します。この引数が省略された場合、Excelは自動的に名前を割り当てます。

サンプルコード


Sub MoveChart()
    Dim myChart As ChartObject

    Set myChart = Sheets("Sheet1").ChartObjects("Chart 1")
    myChart.Location Where:=xlLocationAsNewSheet, Name:="NewChartSheet"
End Sub

上記のサンプルコードでは、”Sheet1″にある”Chart 1″という名前のチャートを新しいシート”NewChartSheet”に移動します。

 

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