Excel VBAのWorkbook.Saveメソッドの使い方

Excel VBAのWorkbook.Saveメソッドは、現在のワークブックを保存するためのメソッドです。このメソッドは、ワークブックに対して行った変更を保存する際に使用します。

Workbook.Saveメソッドの概要

Workbook.Saveメソッドは、現在のワークブックを保存するためのメソッドです。引数やパラメータを必要とせず、現在のワークブックの状態をそのまま保存します。新規作成したワークブックに対しては、「名前を付けて保存」の操作を模倣するSaveAsメソッドを使用します。

Workbook.Saveメソッドの使用例

以下に、Workbook.Saveメソッドの使用例を示します：

    Sub SaveWorkbookExample()
        ThisWorkbook.Save
    End Sub

この例では、現在のワークブック（ThisWorkbook）を保存しています。ThisWorkbookは現在実行中のコードが含まれているワークブックを参照する特殊な変数です。そのため、このコードを実行すると、コードが含まれているワークブックが保存されます。

注意点

Workbook.Saveメソッドは、既存のワークブックを保存するときに使用します。新規に作成したワークブックについてはSaveAsメソッドを使用し、保存先とファイル名を指定する必要があります。Saveメソッドを新規ワークブックに対して使用した場合、エラーが発生します。

まとめ

以上がExcel VBAのWorkbook.Saveメソッドの使い方についての説明です。このメソッドは、行った変更をワークブックに保存する際に非常に便利です。しかし、新規作成したワークブックに対してはSaveAsメソッドを使用することを忘れないでください。