ExcelのTEXT関数の使い方
ExcelのTEXT関数は、数値を特定の表示形式に変換するために使用されます。この記事では、TEXT関数の使い方について説明します。
TEXT関数の構文
TEXT関数の構文は次のとおりです。
=TEXT(値, "表示形式")
引数の説明
- 値:変換する数値です。これは数値またはセル参照で指定できます。
- 表示形式:数値を変換する表示形式をダブルクォーテーションで囲んだ文字列で指定します。この文字列は、日付や時刻、通貨などの様々な形式で数値を表示するためのコードを含めることができます。
TEXT関数の使い方
サンプル1: 日付の書式変換
以下の例では、セルA1に入力されている日付(例: 2023/04/02)を、「yyyy年mm月dd日」形式に変換して表示します。
=TEXT(A1, "yyyy年mm月dd日")
サンプル2: 時間の書式変換
セルA2に入力されている時刻(例: 15:30)を、「hh時mm分」形式に変換して表示します。
=TEXT(A2, "hh時mm分")
サンプル3: 通貨の書式変換
セルA3に入力されている金額(例: 12000)を、「¥#,##0」形式に変換して表示します。この例では、金額が3桁ごとにカンマで区切られ、「¥」記号が付加されます。
=TEXT(A3, "¥#,##0")
サンプル4: パーセンテージの書式変換
セルA4に入力されている割合(例: 0.25)を、「0.0%」形式に変換して表示します。この例では、割合がパーセント形式で表示され、小数点以下1桁まで表示されます。
=TEXT(A4, "0.0%")
まとめ
この記事では、ExcelのTEXT関数について解説しました。TEXT関数は、数値を特定の表示形式に変換するために使用されます。この関数を使うことで、日付、時刻、通貨、パーセントなど、さまざまな形式で数値を表示できます。初心者の方でも理解しやすいように、各引数の説明と具体的な使用例を提供しました。TEXT関数を上手く活用して、データの表示を自由自在にカスタマイズしてください。