Excelの「LOWER」関数の使い方と効果
LOWER関数の概要
Excelの「LOWER」関数は、指定した文字列の中の英大文字を英小文字に変換する関数です。引数には、「文字列」があります。
引数の説明
- 文字列：大文字を小文字に変換したい文字列、またはその文字列を含むセルの参照を指定します。
基本書式
=LOWER(文字列)
具体的な利用例
例えば、A1セルに「ExcEL fUNctIoN」という文字列が入力されている場合、以下のように「LOWER」関数を使用して、英大文字を英小文字に変換することができます。
=LOWER(A1)
この例では、A1セルの文字列「ExcEL fUNctIoN」を全て小文字に変換し、結果として「excel function」という文字列が返されます。
その他の利用例
=LOWER("Hello World!") の変換結果は "hello world!" となります。
=LOWER("2023/04/02") の変換結果は "2023/04/02" となります。日付や数値には影響がありません。
これらの例では、英大文字が英小文字に変換されています。ただし、英小文字や数字、記号、日本語文字には影響を与えません。
注意点
「LOWER」関数は、英大文字を英小文字に変換する機能しか持っていません。そのため、数字、記号、日本語文字などには変換効果がありません。
まとめ
Excelの「LOWER」関数は、英大文字を英小文字に変換するための簡単な関数です。テキストデータの整形や、大小文字を区別せずに文字列を比較したい場合に、この関数を活用してみてください。