UNICHAR関数の詳細解説(Excel)

ExcelのUNICHAR関数とは

ExcelのUNICHAR関数は、指定された数値に対応するユニコード文字を返す関数です。この関数を使って、特定のユニコード文字を表現したり、他の関数と組み合わせて特殊文字の挿入や文字列の操作が可能になります。

UNICHAR関数の書式

UNICHAR関数の書式は以下の通りです。

UNICHAR(数値)

引数:

  • 数値: ユニコード文字に変換したい数値です。これは、0から1114111の範囲の整数値である必要があります。

UNICHAR関数の使用例

以下に、UNICHAR関数の使用例を示します。

例1:ユニコード文字の表示

=UNICHAR(9731)

この式の結果は「☃」(雪だるま)となります。

例2:UNICHAR関数と他の関数を組み合わせる

=CHAR(65)&UNICHAR(9829)&CHAR(66)

この式の結果は「A♥B」となります。これは、CHAR関数を使用して「A」と「B」を、UNICHAR関数を使用してハート記号「♥」を作成し、それらを結合しています。

注意点

UNICHAR関数は、ユニコード文字に対応する数値を使用しますが、すべての数値が表示可能な文字に対応しているわけではありません。表示可能な文字がない場合、空白文字や制御文字が表示されることがあります。

まとめ

ExcelのUNICHAR関数は、指定された数値に対応するユニコード文字を返す関数です。特定のユニコード文字を表示したり、他の関数と組み合わせて文字列操作を行う際に便利な機能です。ただし、すべての数値が表示可能な文字に対応しているわけではないため、注意して使用してください。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました