VALUE関数の詳細解説(Excel)

ExcelのVALUE関数の使い方

ExcelのVALUE関数は、数値が含まれる文字列を数値に変換する関数です。文字列内に数値が存在する場合や、日付や時間のような特殊な形式の文字列を数値に変換する際に役立ちます。書式は「VALUE(文字列)」で、引数には数値に変換したい文字列を指定します。

VALUE関数の引数

VALUE関数は、以下の引数を持ちます。

  • 文字列: 数値に変換する対象となる文字列です。

もし指定された文字列が数値に変換できない場合、エラーが表示されます。

VALUE関数の使用例

VALUE関数を使用して、日付形式の文字列を数値に変換してみましょう。

例えば、セルA1に日付文字列「2023/04/02」が入力されている場合、以下のようにVALUE関数を使用します。

=VALUE(A1)

この場合、計算結果として「45937」が得られます。これは、日付「2023/04/02」がExcel内部で扱われる数値表現です。

また、VALUE関数を使用して文字列内の数値を抽出し、その合計を計算することもできます。例えば、以下のような表があるとします。

A B C
1 商品A 商品B 商品C
2 300円 400円 500円

この場合、次のような計算式を使用して各商品の合計価格を算出できます。

=VALUE(LEFT(A2, 3)) + VALUE(LEFT(B2, 3)) + VALUE(LEFT(C2, 3))

計算結果は「1200」となります。

ExcelのVALUE関数を利用して、様々な文字列から数値を抽出・変換することができます。この関数を活用し、データ処理を効率化してみてください。

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