NETWORKDAYS.INTL関数の詳細解説(Excel)

Excelの「NETWORKDAYS.INTL」関数解説

この記事では、Excelの「NETWORKDAYS.INTL」関数の使い方を解説します。この関数は、開始日と終了日の間の営業日数をカウントするために使用されますが、週末や祝祭日をカスタマイズして除外することができます。

関数の引数

「NETWORKDAYS.INTL」関数は以下の引数をとります。

  • 開始日:営業日数のカウントを開始する日付
  • 終了日:営業日数のカウントを終了する日付
  • 週末:週末を表す文字列または数値。省略すると土曜日と日曜日が週末として扱われます。
  • 祭日:営業日数のカウントから除外する祝祭日を含む範囲。省略可能です。

週末の指定方法

週末の指定は、数値または7文字の文字列で行います。数値を使用する場合、1から7までのいずれかの値を指定し、それぞれ異なる週末のパターンを表します。たとえば、「1」は土曜日と日曜日が週末、「2」は日曜日と月曜日が週末となります。

文字列を使用する場合、「0」と「1」の7文字の文字列を指定します。それぞれの文字は、月曜日から日曜日までの各曜日に対応し、「1」が週末であることを示します。例えば、「”0000011″」は土曜日と日曜日が週末を表します。

使用例

以下に、「NETWORKDAYS.INTL」関数の使用例を示します。

A B C
1 開始日 2023/04/02 祝祭日1
2 終了日 2023/04/30 祝祭日2
3 祝祭日3
4 祝祭日4

この例では、開始日が2023/04/02、終了日が2023/04/30となっています。また、4つの祝祭日がC1:C4の範囲に設定されています。週末はデフォルトの土曜日と日曜日を設定しています。この場合、以下の計算式で営業日数を求めることができます。

=NETWORKDAYS.INTL(A2, B2, 1, C1:C4)

週末を金曜日と土曜日に設定したい場合は、次のように計算式を変更します。

=NETWORKDAYS.INTL(A2, B2, "0000110", C1:C4)

これで、開始日と終了日の間の営業日数をカウントし、指定された週末と祝祭日を除外することができます。

まとめ

この記事では、Excelの「NETWORKDAYS.INTL」関数の使い方を初級者向けに解説しました。この関数を使うことで、開始日と終了日の間の営業日数を簡単にカウントすることができ、さらに週末や祝祭日をカスタマイズして除外することもできます。ぜひ活用してみてください。

週末を別の番号で指定する

週末の指定を月曜日からの”0″(営業日)”1″(休業日)文字列で表すほかに、以下の数値を指定することができます。

週末番号 週末曜日
1(既定値) 土曜日と日曜日
2 日曜日と月曜日
3 月曜日と火曜日
4 火曜日と水曜日
5 水曜日と木曜日
6 木曜日と金曜日
7 金曜日と土曜日
11 日曜日
12 月曜日
13 火曜日
14 水曜日
15 木曜日
16 金曜日
17 土曜日
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