TIME関数の詳細解説(Excel)

Excel「TIME」関数の使い方と効果

Excelで時刻を扱う際に便利な関数のひとつ、「TIME」関数について解説します。この関数は、指定した時、分、秒をシリアル値の形式に変換することができます。引数は「時,分,秒」の3つです。

TIME関数の基本的な使い方

TIME関数の書式は、以下のようになります。

=TIME(時, 分, 秒)

例えば、13時25分30秒という時刻をシリアル値に変換する場合は、以下のように入力します。

=TIME(13, 25, 30)

TIME関数の活用例

以下に、TIME関数を活用した例を紹介します。まずは、以下のような表を用意してください。

A B C
1 名前 出勤時刻 退勤時刻
2 山田 09:00:00 18:00:00
3 田中 09:30:00 18:30:00
4 鈴木 10:00:00 19:00:00

この表を使って、各従業員の労働時間を計算してみましょう。まず、D列に「労働時間」という見出しを追加します。

D1に「労働時間」と入力

次に、TIME関数を使用して、退勤時刻から出勤時刻を引いた値をD列に入力します。

=C2-B2

この式をD2からD4までのセルに適用すると、各従業員の労働時間が計算されます。

さらに、各従業員の労働時間の合計や平均を計算してみましょう。まず、E列に「合計」と「平均」という見出しを追加します。

E1に「合計」、E2に「平均」と入力

次に、SUM関数とAVERAGE関数を使って、労働時間の合計と平均を計算します。

=SUM(D2:D4)
=AVERAGE(D2:D4)

このように、TIME関数を活用することで、時刻に関するさまざまな計算が可能になります。例えば、労働時間を計算したり、特定の時間に何かイベントが発生するかどうかを調べたりする際に役立ちます。

まとめ

今回は、Excelの「TIME」関数について解説しました。TIME関数は、指定した時、分、秒をシリアル値の形式に変換することができる便利な関数です。これを使って、時刻に関するさまざまな計算が行えます。ぜひ、日常業務やデータ分析などの際に活用してみてください。

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