週末の日付を識別する論理式：入力規則や条件付き書式へ！

Excel

2023.08.02

Excelで週末の日付を識別する・利用する(曜日識別)

WEEKDAY関数と論理式を使用して、特定の日付が週末（土曜日または日曜日）であるかどうかを判定する方法について解説します。

土日以外の他の曜日にも活用できます。

作成した論理式はIF関数・IFS関数や条件付き書式や入力規則に使用することができます。

WEEKDAY関数は、指定した日付が週の何日目であるか（1が日曜日、7が土曜日）を返す関数です。WEEKDAY関数の基本的な形式は以下の通りです。月曜始まりにすることもできますが、そのような情報はリンク先を確認してください。

=WEEKDAY(日付)

WEEKDAY関数と論理関数のOR関数を組み合わせることで、日付が週末であるかどうかを判定することができます。以下にその論理式を示します。

=OR(WEEKDAY(A2)=1, WEEKDAY(A2)=7)

この論理式は、セルA2の日付が日曜日（WEEKDAYが1を返す）または土曜日（WEEKDAYが7を返す）である場合、TRUEを返します。

この論理式は、条件付き書式や入力規則の設定に利用できます。例えば、条件付き書式を使用して、週末の日付を自動的にハイライトすることが可能です。

条件付き書式の「新しいルール」を選択し、「数式を使用して書式設定するセルを決定する」を選び、上述の論理式を入力します。その後、適用したい書式（例えば、背景色を黄色にする）を設定します。これにより、週末の日付が自動的にハイライトされます。

データの入力規則の「ユーザー設定」を選択し、上述の論理式を入力します。この設定を行うことで、週末以外の日付が入力された場合、Excelはエラーメッセージを表示します。

論理式はIF関数・IFS関数でも使用可能です。なお、IF関数・IFS関数の「引数：論理式」では先頭の「=」は入れないので注意してください。

これらの方法により、週末の日付を容易に識別することができます。Excelのこの機能を活用して、日付データの管理をより効率的に行いましょう。