名前付き範囲を活用: 特定の行や列への参照方法(INDEX関数)

名前付き範囲とは、一連のセルに名前をつけて参照する機能です。例えば、A1からC10までのセル範囲に「MyData」という名前をつけると、その範囲を指す際には「A1:C10」と指定する代わりに「MyData」と指定することができます。

名前付き範囲は数式の可読性を高めるだけでなく、範囲の拡大や縮小にも柔軟に対応できるため、とても便利です。

さて、本題の「名前付き範囲の特定の行や列を参照する方法」に移りましょう。具体的には、名前付き範囲「MyList」の中で2列目や4行目を指定したいと思った時、どうすれば良いのでしょうか。

それには、INDEX関数を使います。INDEX関数は、特定の範囲から指定した行と列に該当する値を返す関数です。

例1:2列目を参照する

名前付き範囲「MyList」の2列目を参照するには、以下のような数式を使います:

=INDEX(MyList, , 2)

この数式は、「MyList」の2列目全体を参照します。

例2:4行目を参照する

同様に、4行目を参照するには、以下のような数式を使います:

=INDEX(MyList, 4)

この数式は、「MyList」の4行目全体を参照します。

例3:特定のセルを参照する

そして、特定の行と列の交点にあるセル(つまり、特定のセル)を参照するには、INDEX関数の行番号と列番号の両方を指定します。たとえば、「MyList」で4行2列目のセルを参照するには、以下のような数式を使います:

=INDEX(MyList, 4, 2)

以上が、名前付き範囲の特定の行や列、または特定のセルを参照する方法です。

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