時刻のユーザー定義表示形式サンプル(コピペ利用可能)

Excelでマスターする時刻表示形式(日本語形式対応)

Excelは、データ分析やレポート作成に欠かせないツールです。特に時刻データの取り扱いは、業務の効率化に直結します。今回は、日本語圏内・日本国内でよく使用される時刻表示形式「午前/午後形式、AM/PMの前付け」を取り上げ、それぞれの特徴と使用方法について深く掘り下げます。

基本的な時刻表示形式

24時間形式

24時間形式は、0時から23時までの時間を表します。以下の表示形式があります。

hh:mm

時と分をコロン(:)で区切ります。例: 13:45

hh:mm:ss

時、分、そして秒をコロン(:)で区切ります。例: 13:45:30

日本語での時刻表示

hh"時"mm"分"

時と分を「時」「分」で表示します。文字列を追加する際は「”」で囲みます。例: 13時45分

hh"時"mm"分"ss"秒"

時、分、そして秒を「時」「分」「秒」で表示します。例: 13時45分30秒

12時間形式(AM/PM表記)

12時間形式は、午前と午後を区別する形式です。以下の表示形式があります。上は英語圏で使用される形式で、下は日本語圏でたびたび使用される形式です。。

hh:mm AM/PM
AM/PM hh:mm

AM/PM表記を使用して時と分を表示します。例:  01:45 PM、PM 01:45

AM/PM hh:mm:ss
AM/PM hh:mm:ss

AM/PM表記を使用して時、分、そして秒を表示します。例: 01:45:30 PM、PM 01:45:30

日本語の午前/午後表記

日本語のAM/PM表記を使用すると、午前と午後を「午前」「午後」で表現します。設定時に「[$-ja-JP]」を追加します。以下の表示形式があります。

[$-ja-JP]AM/PM hh:mm

日本語の午前/午後表記を使用して時と分を表示します。例: 午後 01:45

[$-ja-JP]AM/PM hh:mm:ss

日本語の午前/午後表記を使用して時、分、そして秒を表示します。例: 午後 01:45:30

特殊な表示形式

24時間を超える時間の表示

24時間を超える時間を表示する場合には、特殊な表示形式を使用します。以下の表示形式があります。

[h]:mm

24時間を超える時間を表示する際に使用します。ここで[h]は時間の合計を表示します。例: 27:30 (1日3時間30分)

[h]:mm:ss

24時間を超える時間を表示する際に使用します。ここで[h]は時間の合計を表示します。例: 27:30:45 (1日3時間30分45秒)

秒の小数部分の表示

秒の小数部分を表示する場合には、以下の表示形式を使用します。

hh:mm:ss.00

秒の小数部分を2桁で表示します。ただし、桁数は変更可能で、例えば「hh:mm:ss.000」のように3桁で表示することも可能です。例: 13:45:30.52

これで、Excelの時刻表示形式の基本と応用に関する解説を終了します。この知識を活用して、Excelでの時刻データの表示を更に効果的に行いましょう!

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