テーブルや名前付き範囲の左上のセルの番地を取得する

Excelの「テーブル」や「名前付き範囲」は、データの組織化や操作を容易にする便利な機能です。これらを用いる際、特定のテーブルや範囲の開始点となる左上のセルの番地を知りたいというケースがあります。ExcelのCELL関数を用いることで、この情報を簡単に取得できます(引数「検査の種類」に”address”」と指定する)。

テーブルの左上のセルの番地を取得する

特定のテーブルの左上のセルの番地を取得するには、CELL関数を使用します。たとえば、「Table1」という名前のテーブルがある場合、以下のような数式を入力します:

=CELL("address", INDEX(Table1, 1, 1))

この数式は、「Table1」という名前のテーブルの左上のセルの番地を返します。INDEX関数が「Table1」の1行目1列目のセルを指定し、CELL関数がそのセルの番地を取得します。

名前付き範囲の左上のセルの番地を取得する

名前付き範囲に対しても、同様にCELL関数とINDEX関数を使用します。例えば、「MyRange」という名前の範囲がある場合、次のように数式を記述します:

=CELL("address", INDEX(MyRange, 1, 1))

この数式は、「MyRange」という名前の範囲の左上のセルの番地を返します。

まとめ

ExcelのCELL関数とINDEX関数を組み合わせることで、テーブルや名前付き範囲の左上のセルの番地を容易に取得できます。これらの関数を使用することで、データの具体的な位置情報を把握することが可能となり、より高度なデータ管理や操作を行うことができます。ただし、テーブルや範囲の名前を正しく指定することが重要であるため、その点に注意しながら活用してください。

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