正規分布に従うランダムな整数の生成

正規分布に基づくランダムな整数を生成するためには、NORM.INV関数とRAND関数を組み合わせる方法があります。以下の例では、平均値が50、標準偏差が10の正規分布に基づくランダムな整数を生成します:

=ROUND(NORM.INV(RAND(),50,10),0)

ここで、

  • RAND関数は0から1の間のランダムな数値を生成します。
  • NORM.INV関数は正規分布の逆関数で、指定された平均値と標準偏差をもつ正規分布から、RAND関数で生成された確率に対応する値を計算します。
  • ROUND関数で、第2引数「桁数」に「0」を指定すればその結果を最も近い整数に丸めます。

これにより、平均値が50で、標準偏差が10の正規分布に従うランダムな整数が生成されます。

ただし、NORM.INV関数によって生成される数値は連続的な実数値であるため、ROUND関数で整数に丸めても厳密な正規分布を持つわけではないことに注意してください。

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