Excelの「次の機能はマクロなしのブックに保存できません」という警告メッセージは、マクロまたはVBAコードが含まれているExcelファイルを、マクロのないフォーマット（例えば、.xlsx形式）で保存しようとしたときに表示されます。
メッセージ内容
次の機能はマクロなしのブックに保存できません ・VBプロジェクト これらの機能が含まれるファイルを保存する場合は、[いいえ]をクリックし、[ファイルの種類]ボックスでマクロ有効ファイルの種類を選択してください。 マクロ無しのブックとして保存する場合は、[はい]をクリックしてください。
原因
Excelにはいくつかの保存形式がありますが、それぞれが対応する機能に違いがあります。以下の形式がよく利用されます：
- .xlsx形式：Excel 2007以降の標準形式で、マクロやVBAコードを含めることはできません。
- .xls形式：Excel 2003以前の標準形式で、マクロやVBAコードを含めることができます。
- .xlsm形式：Excel 2007以降のマクロ付き形式で、マクロやVBAコードを含めることができます。
もしあなたがマクロまたはVBAコードが含まれているExcelファイルを.xlsx形式で保存しようとすると、「次の機能はマクロなしのブックに保存できません」という警告が表示されます。
対処方法
この警告メッセージを回避するには2つの主な方法があります：
- マクロを含むブックとして保存する：ファイルを保存する際に、”Excel マクロ有効ブック (*.xlsm)” 形式を選択します。これにより、マクロまたはVBAコードを含むブックを保存することができます。
- マクロを削除する：ExcelのVBAエディター（開発タブのVisual Basicをクリック）を開き、マクロまたはVBAコードを含むモジュールを削除します。その後、通常通りに.xlsx形式でブックを保存できます。
注意点として、マクロを削除すると、そのマクロが提供していた機能は使用できなくなります。したがって、マクロの機能が必要な場合は、マクロを含むブックとして保存するオプションを選択するほうが良いでしょう。また、マクロを含むブックを開くときは、マクロのセキュリティ設定に注意してください。
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