日付や時刻の計算・変換: DATE, TIME, EDATE, EOMONTH関数の活用法
Excelで日付や時刻の計算や変換を行う場合、DATE, TIME, EDATE, EOMONTH関数が便利です。この記事では、これらの関数の使い方や活用例をご紹介します。
1. DATE関数: 日付の作成
DATE関数は、指定した年、月、日を組み合わせて日付を作成します。以下のような書式で使用します。
=DATE(年, 月, 日)
例えば、2023年3月30日を作成する場合は、以下のように入力します。
=DATE(2023, 3, 30)
年 | 月 | 日 | 結果 |
---|---|---|---|
2023 | 3 | 30 | 2023/3/30 |
2. TIME関数: 時刻の作成
TIME関数は、指定した時、分、秒を組み合わせて時刻を作成します。以下のような書式で使用します。
=TIME(時, 分, 秒)
例えば、12時30分45秒を作成する場合は、以下のように入力します。
=TIME(12, 30, 45)
時 | 分 | 秒 | 結果 |
---|---|---|---|
12 | 30 | 45 | 12:30:45 |
3. EDATE関数: 日付に月を加算・減算する
EDATE関数は、指定した日付に月を加算または減算した日付を求めます。以下のような書式で使用します。
=EDATE(基準日付, 月数)
例えば、2023年3月30日から3ヶ月後の日付を求める場合は、以下のように入力します。
=EDATE("2023-03-30", 3)
基準日付 | 月数 | 結果 |
---|---|---|
2023/03/30 | 3 | 2023/06/30 |
4. EOMONTH関数: 月末の日付を求める
EOMONTH関数は、指定した日付の月末日を求めます。また、月数を指定することで、何ヶ月後(前)の月末日も求めることができます。以下のような書式で使用します。
=EOMONTH(基準日付, 月数)
例えば、2023年3月30日の月末日を求める場合は、以下のように入力します。
=EOMONTH("2023/03/30", 0)
また、2023年3月30日から2ヶ月後の月末日を求める場合は、以下のように入力します。
=EOMONTH("2023/03/30", 2)
基準日付 | 月数 | 結果 |
---|---|---|
2023-03-30 | 0 | 2023/3/31 |
2023-03-30 | 2 | 2023/5/31 |
このように、DATE, TIME, EDATE, EOMONTH関数を活用することで、Excelで日付や時刻の計算や変換を簡単に行うことができます。ぜひ、これらの関数を使って日常業務の効率化を図ってください。
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