この記事では「IF関数」において「 ○○以外なら××を表示する」の指定方法を詳しく解説します。
#IF関数 #以外
IF関数の基本形
A列の[分類]が「星」である場合に「○」、それ以外は「×」とするならばIF関数を用います。

| 分類 | 「星」 | 「星」以外(偽) | 「星」以外(<>) | 「星」以外(NOT) |
| 海 | ||||
| 星 | ||||
| 空 | ||||
| 山 |
B2へ入力する計算式は以下のようになります。
=IF(A2="星","○","×")

真偽を逆転させる
次にA列の[分類]が「星」「以外」である場合に「○」、それ以外のケース、つまり「星」である場合は「×」とします。

先ほどのケースと真の場合、偽の場合を逆にすればよいですね。C2に以下のような計算式を作成して下へコピーすれば完成します。
=IF(A2="星","×","○")

「以外」の記号「<>」を用いる
他の方法もご紹介しましょう。論理式欄に用いる左辺と右辺とを比較する演算子「=」を「<>」にすると「左辺が右辺の値以外の場合」と認識されます。
「<>」を用いてA列の[分類]が「星」「以外」である場合に「○」、それ以外のケースは「×」とする計算式をD2に作成します。
=IF(A2<>"星","○","×")

D4までコピーすれば以下のようになりますね。

論理式をNOT関数で囲む
論理式を「NOT()」で囲めば「以外」の意味になります。ページ先頭の基本形にある論理式をNOTで囲みます。
=IF(NOT(A2="星"),"○","×")

この方式でも[分類]が「星」「以外」のケースを指定することができます。

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