Excelでダブル単項マイナス(- -)をマスターする、論理式を1,0へ簡単に変換!

Excelでダブル単項マイナス(- -)をマスターする

この記事では、Excelで使用するダブル単項マイナス(- -)の基本から、その実用的な利用法までをわかりやすく説明します。

ダブル単項マイナス(- -)は論理式を1,0に変換する際に使用します。

ダブル単項マイナスとは?

ダブル単項マイナス(- -)は、Excel内でTRUE/FALSE値をそれぞれ1と0に変換するために使用される技術です。特に配列式や関数の中で数値演算を行う際に非常に便利です。

ダブル単項マイナスの使い方

ダブル単項マイナスを使うことで、論理値を数値に変換できます。以下のセクションでは、このテクニックの基本的な使い方を説明します。

基本的な使い方

まず、基本的な使い方から見ていきましょう。単項マイナスを一度使用すると、TRUEは-1に、FALSEは0に変換されます。したがって、単項マイナスを二度適用すると、TRUEは1に、FALSEは0に変換されます。

    =--(A1 > 10)

上記の式では、セルA1が10より大きい場合は1を、そうでない場合は0を返します。

配列数式での利用

以下のサンプル表において、SUM関数とダブル単項マイナスを用いてA2:A11範囲内の10以上の数をカウントする手順をご覧ください。

スコア
6
4
8
4
10
2
5
14
3
7

配列式内でブール配列を数値配列に変換する際にもダブル単項マイナスを利用できます。以下の式では、範囲A2:A11内の10以上の数をカウントしています。

    =SUM(--(A2:A11>=10))

このように、ダブル単項マイナスを利用することで、ブール配列を数値配列に変換し、SUM関数などの数値関数を適用できます。

※以前のOfficeで配列数式を使用する際は{Ctrl}+{Shift}+{Enter}で確定をしてください。

まとめ

ダブル単項マイナスは、ブール値を数値に変換する時に非常に便利なテクニックです。特に配列式を利用する際には、このテクニックをマスターしておくことで、より高度なデータ分析が可能となります。

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