ExcelでIF関数とOR関数を使って複数条件のいずれかを満たす場合の処理を行う方法

ExcelでIF関数とOR関数を使って複数条件のいずれかを満たす場合の処理を行う方法

Excelでは、IF関数とOR関数を組み合わせることで、複数の条件のいずれかが満たされた場合に特定の結果を返すことができます。この記事では、IF関数とOR関数を使った条件判断の方法と、具体的なサンプルを解説していきます。

IF関数とOR関数の基本的な使い方

IF関数とOR関数を組み合わせる基本的な構文は以下の通りです。

=IF(OR(条件1, 条件2), "どちらかの条件が満たされた場合", "どちらの条件も満たされなかった場合")

この構文では、OR関数が複数の条件を評価し、いずれかの条件が満たされた場合に真を返します。IF関数は、OR関数が真を返す場合に第2引数の値を返し、偽を返す場合に第3引数の値を返します。

具体的なサンプル

以下のサンプル表を用いて、IF関数とOR関数の組み合わせによる条件判断を詳しく説明します。

A B C D
1 名前 性別 年齢 結果
2 山田 34
3 佐々岡 25
4 岸川 28

上記の表では、性別が「男」または年齢が30歳以上の場合に「合致」と表示し、それ以外の場合は「不合致」と表示するようにしています。具体的な計算式は以下のようになります。

=IF(OR(B2="男", C2>=30), "合致", "不合致")

この計算式をD列のセル(D2, D3, D4)に適用すると、以下のような結果が得られます。

A B C D
1 名前 性別 年齢 結果
2 山田 34 合致
3 佐々岡 25 不合致
4 岸川 28 合致

この例では、山田さん(男性で34歳)と岸川さん(男性で28歳)が条件に合致しているため、「合致」と表示されています。一方で、佐々岡さん(女性で25歳)はどちらの条件も満たしていないため、「不合致」と表示されています。

まとめ

ExcelのIF関数とOR関数を組み合わせることで、複数の条件のいずれかが満たされた場合に特定の結果を返すことができます。この組み合わせをうまく活用することで、条件に応じた処理を柔軟に行うことが可能となります。実際に手元のデータで試してみて、エクセルの表現力を最大限活用しましょう。

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