TYPE関数の詳細解説(Excel)

ExcelのTYPE関数の使い方

ExcelのTYPE関数は、指定したセルのデータ型を数値で返す関数です。この記事では、TYPE関数の使い方や引数について、初級者の方でも理解できるように丁寧に解説していきます。

TYPE関数の書式

TYPE関数の書式は以下の通りです。

TYPE(値)

ここで、引数について説明します。

  • 値: データ型を調べたいセルや値を指定します。

TYPE関数で返される数値とデータ型の対応

TYPE関数が返す数値は、以下のデータ型に対応しています。

  1. 数値
  2. テキスト
  3. エラー値
  4. 絶対参照
  5. 配列

TYPE関数の使用例

それでは、実際にTYPE関数を使用した例を見ていきましょう。以下の表を使って説明します。

A B C
1 名前 性別 年齢
2 山田 34
3 佐々岡 25
4 岸川 28

例えば、セルA2のデータ型を調べるには、以下のようにTYPE関数を使います。

=TYPE(A2)

この場合、セルA2はテキストデータなので、結果は「2」となります。

同様に、セルC2のデータ型を調べるには、以下のようにTYPE関数を使います。

=TYPE(C2)

この場合、セルC2は数値データなので、結果は「1」となります。

まとめ

ExcelのTYPE関数を使うことで、指定したセルのデータ型を簡単に調べることができます。引数には、データ型を調べたいセルや値を指定し、返される数値は特定のデータ型に対応しています。初心者の方でも、この記事を参考にTYPE関数の使い方を理解し、Excelでのデータ分析や作業効率を向上させることができるでしょう。

今回ご紹介したTYPE関数は、データ型を数値で返すため、そのままではデータ型名を直接表示することができません。しかし、IF関数やCHOOSE関数を組み合わせることで、数値をデータ型名に変換して表示することも可能です。

例えば、セルD2に、セルA2のデータ型名を表示させるには、以下のような式を使用します。

=CHOOSE(TYPE(A2), "数値", "テキスト", "エラー値", "絶対参照", "配列")

この場合、セルA2はテキストデータなので、結果は「テキスト」と表示されます。

これで、TYPE関数の使い方や使用例についての解説を終わります。Excelを使う際に、データの型が何であるかを正確に把握することは、エラーを防ぎ、データ処理をスムーズに進める上で非常に重要です。ぜひ、TYPE関数を活用して、より効率的なExcel作業を楽しみましょう。

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