Excelで小数を指定した分母の分数に変換する方法

Excelで小数を指定した分母の分数に変換する方法

Excelでは、小数を指定した分母の分数に変換する計算処理が可能です。ここでは例として、0.45を分母が60の分数に変換する方法について説明します。

手順1: 小数を分数に変換

まず最初に、小数を分数に変換します。これは小数を分母で乗算することにより行います。具体的なExcelの数式は以下のとおりです。

    =0.45*60

この数式の結果は27です。つまり、0.45は分母が60の分数だと27/60となります。

手順2: 分子の数値を四捨五入

小数を分母で乗算した結果は通常小数点以下の数値を含みます。そのため、最終的な分子を得るためには、結果を四捨五入します。具体的なExcelの数式は以下のとおりです。

    =ROUND(0.45*60, 0)

この数式の結果は27となり、0.45は分母が60の分数だと27/60となることが確認できます。

この数式で、0.45の部分を他のセル参照に置き換えると、そのセルの値が分母60の分数として表示されます。たとえば、セルA1に小数がある場合、数式は次のようになります。

    =ROUND(A1*60, 0)

以上がExcelで小数を指定した分母の分数に変換する方法です。この数式を活用して、Excel作業の効率化を図ってください。

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