開いているWord文書を左右に整列して効率アップ!簡単VBAコードで実現する方法
複数のWord文書を同時に開いているとき、ウィンドウを左右に整列して効率的に作業を行いたいと思ったことはありませんか?この記事では、開いている複数のWord文書ウィンドウを左右に整列するVBAコードを紹介します。コードを実行するだけで、すぐに整列できるので、作業効率が格段に向上します。
1. VBAコードを準備する
まずは、Word文書ウィンドウを左右に整列するVBAコードを準備しましょう。以下に示すコードをコピーして、WordのVBAエディタに貼り付けます。
{Alt}キーを押しながら{F11}キーを押せばVBAエディタが開きます。その中の《文書ファイル名:標準モジュール/ModuleN》があればそこへ貼り付けてください。なければ《挿入:標準モジュール》で作成してください。
その文書を開いている場合のみ使用できるようになります。
そのファイルを開いていなくても実行できるようにするには「Normal」文書上に貼り付けて保存しますが、この操作はトラブルが発生することがありますので、ある程度VBAの管理ができるようになってからにしてください。
VBAコード・マクロ名は「TileWindowsHorizontally」としています。
Sub TileWindowsHorizontally()
Dim currentDocument As Document
Dim windowCount As Integer
Dim currentWindow As Integer
Dim screenWidth As Long
Dim documentWidth As Long
windowCount = Application.Windows.Count
screenWidth = Application.UsableWidth
documentWidth = screenWidth / windowCount
currentWindow = 1
For Each currentDocument In Application.Documents
With currentDocument.Windows(1)
.WindowState = wdWindowStateNormal
.Top = 0
.Left = (currentWindow - 1) * documentWidth
.Width = documentWidth
.Height = Application.UsableHeight
.Activate
End With
currentWindow = currentWindow + 1
Next currentDocument
End Sub
2. VBAコードを実行する
コードを貼り付けたら、実行する準備が整いました。VBAエディタを閉じてください。
次に{Alt}キーを押しながら{F8}キーを押して「マクロ」一覧を表示させます。その中から「TileWindowsHorizontally」を選択して「実行」すれば動作します。
開いているすべてのWord文書ウィンドウが左右に整列され、他のプログラムよりも前面に表示されます。
3. 効率アップを実感する
このVBAコードを使えば、複数のWord文書を同時に開いていても、すぐにウィンドウを整列できます。これにより、作業効率が向上し、より多くのタスクに集中できるようになります。
ぜひ、この簡単なVBAコードを試して、複数のWord文書を効率的に扱う方法を体験してください。それでは、楽しく作業を進めましょう!
4. その他のVBAコードを活用しよう
WordのVBAを使うことで、様々な作業を効率化することができます。他にもVBAコードを活用して、文書編集や書式設定などの作業を効率化しましょう。自分のニーズに合わせてカスタマイズしたコードを作成することで、Wordの可能性がさらに広がります。
まとめ
複数のWord文書を開いているときに、ウィンドウを左右に整列することで作業効率を向上させる方法を紹介しました。VBAコードを利用すれば、手間をかけずに簡単にウィンドウの整列が可能です。この記事で紹介した方法を試して、効率的なWord作業を実現してください。
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