If…Then…Else ステートメントの解説
概要
If…Then…Else ステートメントは、VBAにおいて条件に基づいて異なる処理を実行するためのステートメントです。
意義
このステートメントを使用することで、特定の条件が真(True)または偽(False)の場合にそれぞれ異なる処理を実行することができます。これにより、プログラムの振る舞いを柔軟に制御することが可能となります。
構文
If 条件式 Then
'条件式が真の場合の処理
Else
'条件式が偽の場合の処理
End If
パーツ
- 条件式: 真または偽の値を返す式。
パラメータ
このステートメントには、特定の「パラメータ」は存在しませんが、条件式を評価するための様々な関数やオペレータを使用することができます。
サンプルプロシージャ
Sub AgeCheck()
Dim age As Integer
age = 20
If age >= 20 Then
MsgBox "成人です"
Else
MsgBox "未成年です"
End If
End Sub
この例では、ageが20以上の場合には「成人です」と表示し、それ以外の場合には「未成年です」と表示します。
関連するステートメントや関数
- Select Case ステートメント: 複数の条件を持つ場合の分岐を簡単に記述するためのステートメント。
- And, Or, Not オペレータ: 複数の条件を組み合わせて評価するための論理オペレータ。
注意事項
- If…Then…Else ステートメント内での処理は簡潔に保つことが推奨されます。
- 複雑な条件や多数の分岐が必要な場合、Select Case ステートメントの使用を検討すると良いでしょう。
