ExcelのMODE.SNGL関数の使い方
MODE.SNGL関数とは
MODE.SNGL関数は、データセット内で最も頻繁に出現する値（最頻値）を求めるための関数です。複数の最頻値が存在する場合でも、MODE.SNGL関数は最初に見つけた最頻値のみを返します。MODE.SNGL関数の構文は次のようになります。
MODE.SNGL(数値1, [数値2], ...)
MODE.SNGL関数の引数には、最頻値を求めたい数値を入力します。引数は、数値のリストやセル範囲を指定できます。
最頻値が複数ある場合にそれらをすべて書き出すならば「MODE.MULT」関数の使用を検討してください。
基本的な使い方
MODE.SNGL関数の基本的な使い方を説明するため、以下の表を用いたサンプルを紹介します。
| ＼ | A | B |
|---|---|---|
| 1 | 点数 | 生徒名 |
| 2 | 75 | 山田 |
| 3 | 80 | 佐々岡 |
| 4 | 80 | 岸川 |
| 5 | 70 | 鈴木 |
| 6 | 75 | 田中 |
この表のデータを使って、最頻値を求めるために、次のような計算式を使用します。
=MODE.SNGL(A2:A6)
この計算式により、最頻値である「75」が返されます。複数の最頻値が存在する場合でも、MODE.SNGL関数は最初に見つけた最頻値のみを返します。
まとめ
この記事では、ExcelのMODE.SNGL関数の使い方について解説しました。MODE.SNGL関数は、データセット内で最も頻繁に出現する値（最頻値）を求めるための関数であり、複数の最頻値が存在する場合でも最初に見つけた最頻値のみを返します。引数には、最頻値を求めたい数値やセル範囲を指定します。