LOG関数の詳細解説(Excel)

ExcelのLOG関数の使い方

この記事では、Excelの「LOG関数」の使い方について解説します。LOG関数は、指定された数値の任意の底をもとにした対数を求めるために使用されます。ここでは、LOG関数の構文と引数について説明し、サンプルを交えて使い方を示していきます。

LOG関数の構文

LOG関数の構文は次のようになります。

LOG(数値, [底])

ここで、引数について説明しましょう。

数値

対数を求めたい正の数値を指定します。この引数は必須です。

[底]

対数の底を指定するオプション引数です。この引数を省略した場合、底は10となります。

LOG関数の使い方

それでは、LOG関数の使い方を具体的なサンプルを使って見ていきましょう。

例1:底が10の対数を求める

数値100の底が10の対数を求める場合、次のような式を使用します。

=LOG(100)

この式の結果として、2が得られます。なぜなら、10^2=100だからです。

例2:底が2の対数を求める

数値8の底が2の対数を求める場合、次のような式を使用します。

=LOG(8, 2)

この式の結果として、3が得られます。なぜなら、2^3=8だからです。

例3:表のデータを使った対数の計算

表内のデータに対してLOG関数を使うこともできます。以下の表を使って説明します。

A B C
1 名前 性別 年齢
2 山田 34
3 佐々岡 25
4 岸川 28

例えば、A2:A4のセルにある年齢データの底が10の対数を求め、それぞれD列に表示するには、次のような式を使用します。

D2: =LOG(C2)
D3: =LOG(C3)
D4: =LOG(C4)

この式を使って、それぞれの年齢の底が10の対数を計算すると、次のようになります。

A B C D
1 名前 性別 年齢 対数
2 山田 34 1.53
3 佐々岡 25 1.40
4 岸川 28 1.45

上記のように、LOG関数を使って表内のデータに対して対数を計算し、別の列に表示することができます。

まとめ

この記事では、ExcelのLOG関数について解説しました。LOG関数は、指定された数値の任意の底をもとにした対数を求めるために使用されます。構文は「LOG(数値, [底])」で、引数は数値とオプションの底があります。初級者にもわかりやすいように、サンプルを交えて使い方を説明しました。Excelで対数を求める際には、ぜひLOG関数を活用してください。

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