BITRSHIFT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのBITRSHIFT関数について

BITRSHIFT関数は、指定した数値を右にビットシフトするエンジニアリング関数です。つまり、数値のビット表現を指定した数だけ右に移動します。

BITRSHIFT関数の定義

BITRSHIFT関数は次のように定義されます:

=BITRSHIFT(数値, 位置)

ここで:

  • 数値は、右シフトを行う整数です。数値は、0から(2^48)-1の範囲である必要があります。
  • 位置は、ビットシフトの量を指定します。0以上の整数である必要があります。

BITRSHIFT関数の使用例

例1:

セルA1に10(ビットで表すと1010)と入力し、セルB1に1と入力した場合、以下の式を計算します:

=BITRSHIFT(A1, B1)

この式の結果は、10を1ビット右にシフトした結果を返します。すなわち、結果は5(ビットで表すと101)となります。

例2:

セルA1に16(ビットで表すと10000)と入力し、セルB1に2と入力した場合、以下の式を計算します:

=BITRSHIFT(A1, B1)

この式の結果は、16を2ビット右にシフトした結果を返します。すなわち、結果は4(ビットで表すと100)となります。

BITRSHIFT関数は、ビット操作が必要な場面、例えば、ハードウェアの設定値の解析やエンコーディング、エンクリプション等で利用されます。

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