LOGINV関数の詳細解説(Excel)

ExcelのLOGINV関数の使い方

ExcelのLOGINV関数は、対数正規分布に従う確率変数の逆関数を計算するための関数です。この記事では、LOGINV関数の使い方とサンプルを紹介します。具体的な使い方や引数の解説を通じて、初級者でも理解しやすい解説を心がけています。

LOGINV関数の構文

LOGINV関数の構文は次の通りです。

LOGINV(確率, 平均, 標準偏差)

引数の説明

LOGINV関数には3つの引数があります。それぞれの引数について説明します。

  1. 確率 – 0から1までの範囲の確率を指定します。対数正規分布のパーセント点を計算します。
  2. 平均 – 対数正規分布の平均値(μ)を指定します。
  3. 標準偏差 – 対数正規分布の標準偏差(σ)を指定します。標準偏差は正の値でなければなりません。

LOGINV関数のサンプル

次に、LOGINV関数の使い方をサンプルを通して説明します。

例えば、ある工場で製造される製品の重量が対数正規分布に従っているとします。製品の重量の対数が平均2.5、標準偏差0.3であると分かっている場合に、重量が下位25%の製品の重量を求めたい場合、LOGINV関数を利用して計算することができます。

=LOGINV(0.25, 2.5, 0.3)

この計算式を使うと、下位25%の製品の重量が約10.15という値が返ります。

まとめ

この記事では、ExcelのLOGINV関数の使い方について解説しました。LOGINV関数は、対数正規分布に従う確率変数の逆関数を求めるために使用されます。引数には確率、平均、標準偏差を指定し、対数正規分布のパーセント点を計算します。

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