Excel で 特定の期間内に入る日付の件数 を数えたいときは、COUNTIFS 関数 を使うのが基本です。開始日以上かつ終了日以下、あるいは月初以上かつ翌月初未満という形で条件を組み合わせると、月内件数や任意期間の件数を正確に求められます。
この記事では、COUNTIFS関数で日付が期間内の件数を数える方法 を、すぐ使える式の形で整理します。特に、開始日と終了日を別セルで指定する方法、1か月分を数える方法、今日以前・今日以後を数える方法、時刻付きデータで取りこぼさない方法 を分けて説明します。
まず使う形
この記事用のサンプルブックの 基本形 シートでは、B4:B11 に日付データ、G3 に開始日、G4 に終了日を置いています。この条件で件数を数える基本式は、G6 セルの次の式です。
=COUNTIFS(B4:B11,">="&G3,B4:B11,"<="&G4)検索対象範囲 B4:B11 に対して、開始日以上 と 終了日以下 の 2 条件を同時にかけています。COUNTIF では 1 条件しか扱えないため、期間判定には COUNTIFS の方が自然です。

開始日以上かつ終了日以下で数える
もっとも汎用的なのは、開始日以上 と 終了日以下 をそのまま指定する方法です。サンプルブックの基本形シートでは、開始日が G3、終了日が G4 に入っています。
=COUNTIFS(B4:B11,">="&G3,B4:B11,"<="&G4)これなら、G3 と G4 の値を変えるだけで集計期間を変えられます。日報・月報・キャンペーン期間集計など、かなり広く使えます。
終了日を「未満」で書く考え方
日付データに時刻が混ざる場合は、終了日以下 よりも 翌日未満 の形で書く方が安全です。サンプルブックの ミス例 シートでは、G3 が終了日になっています。
=COUNTIFS(B4:B7,"<"&G3+1)こうすると、終了日当日の 23:59:59 まで含めやすくなります。日時データを扱うときはこちらの方が安定します。
1か月分を数える
特定の月に入る日付の件数を数えるときは、月初以上かつ翌月初未満 にすると扱いやすいです。サンプルブックの 月内件数 シートでは、G3 に年、G4 に月を入れています。
=COUNTIFS(B4:B11,">="&DATE(G3,G4,1),B4:B11,"<"&DATE(G3,G4+1,1))この書き方なら、その月の最後の日が 28 日でも 29 日でも 30 日でも 31 日でも、同じ考え方で集計できます。サンプルブックでは結果が G6 セルに入っています。

今日以前・今日以後を数える
今日時点での件数を見たいなら、TODAY 関数 と組み合わせます。サンプルブックの 今日基準 シートでは、B4:B8 の期限日に対して G3 と G4 に次の式を入れています。
今日以前を数える例:
=COUNTIFS(B4:B8,"<="&TODAY())今日以後を数える例:
=COUNTIFS(B4:B8,">="&TODAY())このシートは、ブックを開いた日によって結果が変わる点も確認しやすくなっています。締切管理や期限切れチェックの初歩として便利です。
よくあるミス
- COUNTIF 1 本で期間条件をやろうとする
開始日と終了日の 2 条件が必要なら COUNTIFS を使います。 - 比較演算子とセル参照をつないでいない
">="&G3の形が必要です。 - 終了日以下のつもりで、時刻付きデータを取りこぼす
日時データなら<終了日+1の形も検討します。 - 見た目は日付でも文字列になっている
正しく日付型になっているか確認してください。

<=終了日 と G6 の <終了日+1 を比較できます。日時付きデータを数えるときの違いが分かります。COUNTIF と COUNTIFS の使い分け
| やりたいこと | 使う関数 | 理由 |
|---|---|---|
| 1つの条件だけで数える | COUNTIF | 式が短く済む |
| 開始日以上かつ終了日以下 | COUNTIFS | 2条件を自然に書ける |
| 月内、週内、期間内 | COUNTIFS | 範囲条件の組み合わせに向く |
単純な 以降 / 以前 なら COUNTIF でも書けますが、期間内 まで広げるなら COUNTIFS の方が素直です。
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まとめ
COUNTIFS 関数で日付が期間内の件数を数えるときは、開始日以上 と 終了日以下 を別条件で並べるのが基本です。サンプルブックでは、基本形シートで G3・G4 を基準にした式、月内件数シートで G3・G4 を使った月初・翌月初の式、ミス例シートで時刻付きデータへの注意点を確認できます。
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