Excel VBAのQBColor関数について
Excel VBAのQBColor関数は、指定された色番号に対応するRGB値を返す関数です。この関数は、Quick Basic Color NumberをRGB値に変換します。VBAで色を操作する際に役立つ関数の一つです。
QBColor関数の構文
QBColor関数の構文は次のとおりです:
QBColor(color)
引数の詳細は以下の通りです:
- color: 0から15までの整数。各数値は特定の色を表します。
QBColor関数の使用例
以下にQBColor関数の基本的な使用例を示します。
Sub QBColorExample()
'シートのA1セルの背景色を設定
ThisWorkbook.Sheets("Sheet1").Range("A1").Interior.Color = QBColor(4)
End Sub
このサブルーチンでは、指定した色番号に対応する色(この場合は赤)をシートのA1セルの背景色として設定しています。
QBColor関数で使用できる色番号と対応する色
QBColor関数で指定できる色番号と、それに対応する色は以下の通りです:
| 色番号 | 色 |
|---|---|
| 0 | 黒 |
| 1 | 青 |
| 2 | 緑 |
| 3 | シアン |
| 4 | 赤 |
| 5 | マゼンダ |
| 6 | 茶色 |
| 7 | 白 |
| 8 | 灰色 |
| 9 | 明るい青 |
| 10 | 明るい緑 |
| 11 | 明るいシアン |
| 12 | 明るい赤 |
| 13 | 明るいマゼンダ |
| 14 | 黄色 |
| 15 | 明るい白 |
これらの色番号をQBColor関数の引数に使用することで、特定の色を操作することが可能になります。
