PRODUCT関数の詳細解説(Excel)

ExcelのPRODUCT関数の使い方

この記事では、Excelの「PRODUCT関数」の使い方について説明します。PRODUCT関数は、指定された数値の積を計算するための関数です。これにより、複数の数値を掛け算する際に役立ちます。

PRODUCT関数の構文

PRODUCT関数の構文は以下の通りです。

PRODUCT(数値1, [数値2], ...)

引数の説明:

  • 数値1: 掛け算を行う最初の数値(必須)
  • 数値2: 掛け算を行う2番目以降の数値(オプション)

この関数は、最初の数値に対して、指定されたすべての数値を掛け算します。引数には数値またはセルの参照を指定することができます。

PRODUCT関数の基本的な使い方

まずは、PRODUCT関数の基本的な使い方を見ていきましょう。

例えば、3つの数値(2, 3, 4)の積を計算する場合、次のようになります。

=PRODUCT(2, 3, 4)

この式は、2 × 3 × 4 = 24 を返します。

セル参照を使った例

次に、セル参照を使って、PRODUCT関数を使用する例を見ていきましょう。

以下の表は、3人の社員の月別売上を示しています。

A B C D
1 名前 1月 2月 3月
2 山田 10 12 8
3 佐々岡 15 9 13
4 岸川 7 11 14

例えば、山田さんの3ヶ月間の売上の積を計算する場合、以下のようになります。

=PRODUCT(B2:D2)

この計算式によって、10 × 12 × 8 = 960 という値が返ります。これは、山田さんの1月から3月までの売上の積です。

範囲を指定してPRODUCT関数を使用する

また、範囲を指定してPRODUCT関数を使用することもできます。これにより、指定した範囲内のすべてのセルの数値を掛け算することができます。

例えば、上記の表で、3人の社員の1月の売上の積を計算する場合、次のようになります。

=PRODUCT(B2:B4)

この式は、10 × 15 × 7 = 1,050 を返します。これは、3人の社員の1月の売上の積です。

まとめ

この記事では、Excelの「PRODUCT関数」の使い方について説明しました。PRODUCT関数は、指定された数値の積を計算する関数で、複数の数値を掛け算する際に非常に便利です。引数には数値やセルの参照を指定でき、範囲を指定することも可能です。

この関数を利用することで、さまざまな場面での計算が簡単になります。ぜひ、Excelでの作業において、このPRODUCT関数を活用してみてください。

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