VARP関数の詳細解説(Excel)

Excelで分散を求めるVARP関数の使い方

今回は、ExcelのVARP関数の使い方について解説します。VARP関数は、データの全体集合の分散を計算するための関数です。

VARP関数の構文

VARP関数の基本的な構文は次のとおりです。

VARP(数値1, [数値2], ...)

引数の説明は以下の通りです。

  • 数値1, 数値2, …: 分散を計算したい数値。数値は30個まで指定することができます。

VARP関数の使用例

以下のような年齢のデータがあるとします。

A B C
1 名前 性別 年齢
2 山田 34
3 佐々岡 25
4 岸川 28

これらの年齢の分散を求めるためには、VARP関数を用いて次のように入力します。

=VARP(C2:C4)

この式は、C2からC4までのセルの値の分散を計算します。

注意点

VARP関数は全体集合の分散を求めます。一方で、サンプル集合の分散を求めたい場合にはVAR関数を用います。データが全体集合を表すのかサンプル集合を表すのかによって、適切な関数を選択する必要があります。

まとめ

ExcelのVARP関数を使うと、データの全体集合の分散を簡単に計算することができます。数値データの散らばり具合を知りたいときや、データの変動を把握したいときなどに役立ちます。

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