Excel VBAのGetAttr関数の詳細解説
GetAttr関数は、指定したファイルやディレクトリの属性を返すVBA関数です。これにより、ファイルやディレクトリが読み取り専用であるか、隠しファイルであるかなどの属性情報を取得することができます。
引数の詳細
- PathName: 属性を取得したいファイルまたはディレクトリのパス名。絶対パスでも相対パスでも可能です。
サンプルコード
以下の例では、GetAttr関数を使用して指定ファイルの属性を取得し、その結果をメッセージボックスに表示します。
Sub GetAttrExample()
' 定数を定義
Const FilePath As String = "C:\example.txt"
' GetAttr関数を使用してファイルの属性を取得
Dim fileAttr As VbFileAttribute
fileAttr = GetAttr(FilePath)
' 結果を表示
If (fileAttr And vbReadOnly) <> 0 Then
MsgBox FilePath & "は読み取り専用です。"
End If
If (fileAttr And vbHidden) <> 0 Then
MsgBox FilePath & "は隠しファイルです。"
End If
End Sub
このコードを実行すると、指定したパスのファイルの属性を取得し、ファイルが読み取り専用であるか、隠しファイルであるかを判定します。この情報はファイルの管理や操作に必要な情報であり、GetAttr関数を使用することで容易に取得することができます。
