ExcelのMINIFS関数の使い方

この記事では、Excelの「MINIFS関数」の使い方について解説します。MINIFS関数は、指定した条件に一致する範囲内の数値のうち、最小値を求めるための関数です。

MINIFS関数の構文

MINIFS関数は、以下の構文で使用します。

MINIFS(最少範囲, 条件範囲 1, 条件 1, [条件範囲 2, 条件 2], ...)

最少範囲は、最小値を求める対象のセル範囲です。条件範囲は、条件を適用するセル範囲を指定します。条件は、条件範囲内のセルが満たすべき条件を示します。複数の条件範囲と条件を指定することもできます。

MINIFS関数の具体的な使用例

具体的な例として、以下の表を用いて、性別が「男」である人の年齢の最小値を求めます。

この表のデータを使って、性別が「男」である人の年齢の最小値を求めるために、次のような計算式を使用します。

=MINIFS(C2:C4, B2:B4, "男")

この計算式により、性別が「男」である人の年齢の最小値である「28」が返されます。このように、MINIFS関数を用いて条件を満たすデータの最小値を求めることができます。

MINIFS関数は、データ分析や日々の業務でさまざまなシーンで役立ちます。条件に一致するデータの最小値を簡単に求めることができるため、ぜひ、ExcelのMINIFS関数を活用してみてください。

複数の条件を指定する例

MINIFS関数では、複数の条件を指定して最小値を求めることができます。以下の表を用いて、性別が「男」であり、かつ年齢が30歳以上の人の年齢の最小値を求める例を紹介します。

この表のデータを使って、性別が「男」であり、かつ年齢が30歳以上の人の年齢の最小値を求めるために、次のような計算式を使用します。

=MINIFS(C2:C5, B2:B5, "男", C2:C5, ">=30")

この計算式により、性別が「男」であり、かつ年齢が30歳以上の人の年齢の最小値である「32」が返されます。このように、MINIFS関数を用いて複数の条件を満たすデータの最小値を求めることができます。

まとめ

この記事では、ExcelのMINIFS関数の使い方について解説しました。MINIFS関数は、指定した条件に一致する範囲内の数値のうち、最小値を求めるための関数です。複数の条件を指定することもできます。

MINIFS関数を理解し、活用することで、データ分析や業務効率化に役立てることができます。ぜひ、この機能を使いこなして、Excelでの作業を効率化してください。